***96年WSB第9戦SUGO***

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今年、チーム加賀山へ移籍し、8耐が今年初レースとなる武田選手ですが、本来のポテンシャルは世界レベルの物を持っていると個人的に思っています

Jhaからいきなり世界へ旅立ち、WSB併催のサンダーバイク(今で言うWSS。当時は雨でもレインタイヤ禁止)で優勝しました
翌年、HRCと契約、この時点で全日本のエース青木拓磨選手と並んで、世界に行くだろうと期待されました

96年8月23日、SUGOで行われたWSB日本ラウンドに出場、予選3位から21週目にTOPに立つとハガノリ選手を振り切りIA初優勝を達成!!
18歳の史上最年少ウィナーの誕生でした!

この年の8耐を制したハガノリ選手もまだ21歳でした

第二レースでも拓磨、武田選手のテールtoノーズとなりましたが、20週目の馬ノ背で武田選手が拓磨選手を抜こうとして転倒!拓磨選手がエースの意地を見せました
ハガノリ選手は第二レースでも3位表彰台をGETしましたが、全日本とのレギュレーションの違いで再車検で失格となりました(第一レースと同じ仕様でしたが第二レースのみ失格)

また、この年からWSBフルエントリーの吉川選手は第一レースで3位表彰台を獲得

この年のWSBは前週インドネシアでダブルウィンのコシンスキー、スライト、フォガティ、コーサー、エドワーズと強豪がひしめく中での18歳武田選手の勝利はBIGニュースとして世界に知れ渡りました

久々のレース、スズキのマシンと環境が大きくかわりましたが、加賀山選手のセカンドライダーでは無く、ダークホースとして8耐を盛り上げてくれると思います

今年の2&4のピットウォーク時に、加賀山選手が椅子に座り行列が出来たサイン会の時に、横に立ったまま販促品を配る姿に「君はまだトップを狙えるよ」と心の中で思いました、、
鈴鹿の絶対レコードも持っていた武田選手の8耐での活躍を楽しみにしています!!