***やっぱりバイクレースは面白い!!***
最近はアジア選手権が一般化されて、様々なカテゴリーに参戦出来る様になって、
多少全日本からの次の道が開けたような気がします。
どうしても、4メーカーとブリジストン、ダンロップという、
レースの核となるメーカーが多数存在する「バイク大国」(皮肉ですが。。)ですので、
世界のレギュレーションに素直に合わせられていない現状ですが、
ピレリカップも今週始まりますし、
海外で活躍する選手が沢山出て来て欲しいと思っています!
このがんじがらめの中で、独自の進歩と言いますか、頑張っているのが、
全日本のST600で、かなりレベルが高いと思います。
今年は過去、全日本で250ccを走っていたラタパー選手がWSS600で良い走りをされていますので、
現代の日本人には600ccが合っているのかな、と感じる事が多々あります。
確かにJSBも8耐では全日本勢が上位独占しているのですが、
やはり、ヨーロッパのサーキットで日の丸を揚げて欲しいと願うのが本音です。
個人的には世界の舞台で日本製のバイクやタイヤ、装備、パーツがかなりのシェアを占めている中で、
ライダーも世界に打って出て欲しいな~と思います。
極論を言えば、国内も海外も無いのですが、600ccで争われるWSSなんかは、
全日本のトップ(ST600とJGP2)の上位5人X2=10名が出場出来たとすれば、
恐らく半数位は10位以内に入って来ると思います。
これまでのライディングとピレリタイヤとのマッチングが有るでしょうが、
トップ争い、強いてはチャンピオン争いするライダーが現れるのではないかと思っています。
90年代の世界GP125クラス、250クラスの様に、沢山のライダーが上位争いする事も可能だと思います。
だがしかし、全日本で認可されていないタイヤメーカーなので、
ヨーロッパのチームにつてが無いのです。。
また、エージェントも存在しないので、
WSBに精通している、藤原克さん、芳賀ノリさん、清成さん辺りを通してという形でしか、
話は進まないのかな、と思います。
片山敬済さんや、チーム竹島、その他当時の多くのプライベーターは、
本当にフロンティアスピリッツを持った方々だったんだなと今更ながら感服いたします。
4大メーカーはあるが、レース文化の育っていない特殊な環境、枠の中で、
自費で出走されているライダーも尊敬します。
仕事で東京都北区赤羽のナショナルスポーツセンターの横を毎日の様に通りますが、
様々な競技のちびっこを目にします。
小学生の頃から国がサポートしている環境が今日のスポーツ大国になったのだな、と感じます。
「この小学生の中に、バイクに乗ったら、もしかしたら世界チャンピオンになる子供がいるんだろうな」
そんな事も考えたりします。。
取り止めの無い話になりましたが、要は、アジア選手権という巨大なマーケットに全日本が繋がっているので、
まずはそこを目指して頑張って欲しいなと思います。
アジアは国の平均年齢が20代の国が多数あります。
今年の横江さんの様に、タイヤマハのチームに加入したり、宇井さんの様に海外のチーム(ペトロナス)のアドバイザーになったり、
日本人ライダーが様々な分野で活躍して頂きたいものです。
「野茂さんがメジャーに行く前」の状況の様で、「活動する枠」を広げないとライダーの収入も広がらないと思います。。
アジア選手権600ccクラスで日本人ライダーが契約金1000万とかが何人もいる状況になればいいなと思います。
アンダーボーンはパーツメーカーのワークスでトップライダーはかなり高収入みたいですね。
(アジアではレースをテレビで放送するので、アンダーボーンは、
市民の賭け事の対象になっているからとても人気があると聞いた事があります)
日本のミニバイクレーサーがアンダーボーンに乗ってもかなり速いんじゃないかと思います。
すみません、もっと脱線しました。。
今期も様々なバイクレースを見て応援します!
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