***ケニーの秘蔵っ子 ジョン コシンスキー***
走り始めると、非常に繊細だけど、豪快なライディングに多くのファンが魅了されました!!
また、ひとたびマシンを降りると、「几帳面」「潔癖症」「人間嫌い」など、個性が強く、
表彰台のシャンパンファイトで、わざとにシャンパンをかけられ、よく怒っていました
GPフル参戦1年目に、250ccでチャンピオンを獲得し、翌年から500ccにステップアップ、
また8耐でも活躍していました
惜しくも頂点の500ccではチャンピオンにはなれませんでしたが、時代が少しずれていれば、
コシンスキーに合わせたマシン開発が行われて、チャンピオン獲得も実現出来たのでは?
と当時思っていました
ヤマハからスズキGP250プロジェクトへの参戦、そして途中退場(コシンスキーらしいですが、、)、
カジバへの移籍、その後ホンダ、ドカティとカワサキ以外のメーカーのワークスを経験いたしました
スーパーバイク世界選手権ではチャンピオンを獲得するなど、やはり、走りは超一流でした!!
現在は何をされているか分かりませんが、コークスクリューをウィリーで切り替えしたり、
鈴鹿のS字もウィリーで切り返すなど、独特な走りでカッコよかったです!!
YZR250時代、低回転時からもガバっとアクセル全開にし、キャブの大きな吸気音が他のYZRライダー
と区別出来ていました
89年当時、全日本にスポット参戦し、F3、250と出場していましたが、一昔前のガードナーの様に
GPレベルの走りで、全日本のスターライダーを持ってしても追い付かない状況でした
個人的にはコシンスキーの89年、90年がギラギラ輝いていて、大好きでした!!
画像1枚目は87年のデイトナです。向こうのライダーはカル レイボーンです
8耐にも出場していた様な記憶があります
カミソリの様な切れのある走りのあるライダーで、天才的なライディング、適応能力が
あったと思います
当時、ファンだった方も多いのではないでしょうか??