＊＊＊天国への手紙＊＊＊
事故内容に関してはご存知の事と思います、、
裁判官の「レース界の多大なる損失、ファンの失意」というコメントに、
失ったものの大きさを改めて認識しました
公道での事故では、やはり竹島 将さんの事を思い出します
日本人ライダーをプライベートで世界に連れて行き、世界の強豪と互角に渡り合い、
その後の日本人全盛期を牽引して頂いた、歴史に残る人物だと思います
泉 優二さんと共に私財を投じ、様々なスポンサーを回り、資金を集め、
畝本選手と高田選手をライダーに、日本人が世界に通用する事を証明し、
それがその後10年間くらいの大きな流れになる事を、当時は誰が予想出来たでしょうか？
日本人が大活躍し、表彰台を独占し、チャンピオンを獲得するほんの数年前の事ですが、
このチーム竹島があったからこそ、次の時代があったのだと思います！！
ペパーミントグリーンに塗られた竹島カラーのマシンに、当時、ものすごく憧れました
「グランプリ」「グランプリライダー」というのを、リアルで感じました
ワークスでは無く、プライベーターで参戦し、上位を争う、ものすごい苦労があったはずです
当時の鈴鹿のHRCの走行会で、高田選手のマシンに抜かれましたが、もう、惚れ惚れする
カッコよさでした
（GPライダーってこういう風に高田選手を見てるのか、と思いました）
おぼろげに、全日本と世界の架け橋が掛かり始めた、その矢先に、、、、、、
チームオーナーであり、チーム全体を引っ張っていた竹島さんが、公道での事故で他界されました
本当に信じられませんでした、、
竹島監督の情熱は、あっという間にレース界に伝染しました
情熱が人を動かす、強くそれを感じたチームでした
ノリックが全日本に帰ってきた時も、停滞した全日本を考えての行動で、日本のファン、メーカーを
超えて、盛り上げて行きたいという思いが見て分かりました
知名度が高いからでは無いのです、ノリックが人気なのは、本能でファンの事を考えて走っているし、
いい走りを見せる事で、ファンにレースに対して夢を持って貰える事を知っているから、
ファンはノリックに期待するんです
大きなチームに入り、速いマシンを手にするのは何のためか？
⇒いい走りをし、よい成績を残す為
誰の為に走るのか？
⇒レースファンの為
生活の為、チームの為、自分の為に走るライダーももちろんいて当然ですが、
ファンを喜ばせたい、またサーキットに来て欲しい、その為に自分が出来る事、
売名行為と言われようが、一歩前に出て、観客との距離を縮める行動を取る、
周りに何と言われようと、レース前、練習走行後に、疲れた状態で、
ファンサービスする姿に、遠くからサーキットに来ているファンは
「来て良かった」と感謝し、目の前の本人との時間の共有をビジュアルで脳裏に残し、
いつまでも忘れる事無く、ファンになります
ノリックが全日本レース界に残した物の大きさ、その走りを見てレースファンになった大勢の人、
その人柄に惚れてファンになった大勢の人、みんな、決してノリックの事は忘れません
冠スポンサーが付かなく、賞金も低く、通常の仕事とレースで疲労困ぱいなライダーの方も
多いと思います、、
私も20年以上全日本を見ていますが、全部のライダーを覚えている訳ではありません
が、もし、レース、練習走行を見に行った時に、
トップライダーでない、あまり知られていないライダーがファンサービスを考え、
販促物、ステッカー等をくれたら、絶対に忘れないと思いますし、
凄くいい思い出になると思います
全日本を走られているライダーの皆さん、ライスポにライディングの写真でも
地域のスポンサーの商品でもいいので、MFJやオーガナイザーを通さずに、
ダイレクトにアピールして、ファンとつながりを持つように頑張って下さい！！
全日本ライダーはレースをする人にとって憧れです
雑誌に連載を掲載するよりも、ネットでブログ、ミクシィ等での活動と共に、
もっともっとファンに近づいて、直接声を届けていただけると、期待してサーキットに行きます
ノリックは本能でその辺が分かっていて、当たり前の様にファンサービスをするライダーでした
（する、というか、一緒に楽しんでいる様でした）
今回あえてお名前を挙げなかった、素晴らしい輝いていたライダーの方達も、同じ様に
ライダーとファンが一緒に作り上げる事の大事さを思っていたのでは無いでしょうか、、、
観客で一杯になる全日本選手権、年間12戦、出走料10万、15位賞金10万、GP MONOでこれくらい
出る様な時代が早く来る事を願っています
また、ミニバイクコースでワンメイクレース開催、こちらでも、10位の賞金が3万くらい出る様な
イベントが行われ、賞金である程度収入が得られる様になればいいな、と思います
話が支離滅裂で申し訳ありません、、
ライダーがファンとコミュニケーションを取る場を作る事は、本当に大切だと思います
年間6戦くらいで非常にレース数が少ないですが、レースファンは心から応援しています
南海部品さん、サポートライダーの方を全国行脚させてもらえないですか、、
生で 大作選手、辻村選手、みたいですよね、、
