***世代交代の年となるか***
1988年、今から20年前、国際A級1年目にして、ホンダワークスに抜擢、
しかも当時の国内最高峰、500ccクラスにSEEDのスポンサーで参戦という事で、
様々な雑誌にイトシン選手は登場していました
「俺が時代だ。俺が未来だ。」
このコピーは当時、「カッコいい!!」と憧れました
その後、イトシン選手は全日本500ccクラスでチャンピオンを獲得し、
世界GPへロスマンズホンダより参戦、ホッケンハイム(でしたっけ?)のストレートで、
当時最速の320キロを記録しました
「あれから20年、、、」
全日本に帰って来られ、再度チャンピオンの獲得
モチベーションの低下と、精神的に疲れ果てて「GP参戦→引退」が多い中で、
全日本でトップを快走する姿に、新しいライダーの姿を見ました
そして8耐でも優勝、自らチームを立ち上げ参戦、そしてチャンピオン獲得
本当に歴史に残るスーパーライダーだと思います
ラストイヤーと言わずに走り続けて頂きたいものです、、
そして画像のライダーはノビー上田選手率いる、「チーム ノビー」のエースライダー
日浦大治郎選手です
スペインのmotoGPアカデミーで世界中から集まった10代のトップライダーが
集まるレースで優勝、表彰台も数回獲得、ランキング3位になりました
来年も同レースに参戦、チャンピオン候補となってます
1991年、世界GP、鈴鹿ラウンドのGP-3クラス(125cc)の表彰台の頂点に立ったライダーの
「やったー!!」
と言う、雄たけびから日本人GP大挙参戦時代は幕を開けました
また、前年1992年の全日本250ccクラスチャンピオンの
世界GP開幕戦での優勝から始まった、中量級での活躍
これが第2幕の始まりです
そして、テレビを見てるファンを釘付けにした1994年、鈴鹿ラウンド、GP-1(500cc)クラス
での、彗星の様に現れた前年のチャンピオン、ノリックの快走!!
このノリックの登場で、多くの人が夢を見る事が出来ました
そして、今か今かと何年も待ち続けていた、日本人による最高峰クラスでの優勝!!
1996年、鈴鹿ラウンドでノリックが達成してくれました
これが第3幕の幕開けですね
その後、大治郎のチャンピオン獲得、中野選手のチャンピオン獲得ならず、
宇川選手のmotoGP優勝、日本人による8耐での活躍、
北川選手によるエンデュランスレースでの2年連続世界チャンピオン獲得、
玉田選手のmotoGP優勝、清成選手のイギリス選手権2連覇、
幾度と続く、ハガノリ選手のスーパーバイク世界選手権ランキング2位、
中上選手、日浦大治郎選手ら、現在10代の世代が次の歴史を作ってくれると思います
夕方、夜中のニュース速報で
「日本人がオートバイレースの世界選手権で優勝しました!」
と報道される時代が早くきて欲しいです
富士スピードウェイでのママチャリレースがニュースで流れていましたが、
いいですねー、赤白のゼブラゾーン、高低差があり、バンクの付いたコーナー、
もっとサーキットで様々なイベントが行われて、家からサーキットまでの
導線を作って欲しいです
話が脱線しすぎて戻れなくなりましたので、そろそろ締めたいと思います、、、
イトシン選手と、昨年のJSBチャンプ中須賀選手、250ccチャンプの高橋選手、
の世代を超えたトップ争いが今年の楽しみです
全日本選手権、今年も全クラスから目が離せません!!