***鈴鹿4時間耐久***

当時のノービスが目指したレースは2つありました
1つは4時間耐久レース、もう一つは鈴鹿チャンピオンレースです

4耐は全国から各地のサーキットのトップライダーが集まってきて、毎年レベルが上がっていました
翌年特別昇格する激速な若武者達が、非常にハイレベルな争いをします
当時鈴鹿、筑波にはショップワークスの様なライダーが沢山いました

ミラージュ関東、コシカワ八千代、SP忠男、SSイシイ、チャウチャウ、エンデュランス
ドリーム野田、SSフクシマ、ハニービー、テクニカルスポーツ関東、モリワキ、テクニカルスポーツ、
ブルーフォックス、オーバーレーシング、羅夢、紀伊国屋、RC甲子園、鈴鹿レーシング、
浜松チームタイタン、デイトナ、クルーズ、テクニカルスポーツ九州、スーパーモンキー、Jha,
その他数え切れない有力チームが存在していて、プライベートでやっているノービスとは
マシン、体制に大きな開きがありました

当時はマフラーは作っただけ売れ、製造が間に合っていないショップも多数ありました
そんな強豪が出揃う年に一度の真夏の祭典に400台以上がエントリーしていました

全国各地でバイクショップに集まった走り屋達が頂点を目指し、続々と集まり、予選もかなり
ハイレベルで、各地のトップライダーがどんどん予選落ちして行きました

もうほとんど国際A級レベルの争いです
実際に88年のチャンピオンレースで青木ノブアツ選手とテクスポの倉渕選手のデットヒートは
その年の国際A級のタイムを越えており、驚きでした!!

4耐を制すれば、更に巨大な有力ショップから声を掛けられ、更に速いマシンが用意されます
ツナギ、ヘルメット、グローブ、ブーツ、全て速いライダーはスポンサーが用意してくれる、
もしくは非常に安い価格でフルオーダーを仕立てて貰っていました

ショップにとっても、パーツメーカーにとっても速いライダーに供給する事で、雑誌の広告に
使え、「筑波3連勝!!」みたいな広告で、更に商品が売れるというギブアンドテイクが
きれいに出来上がっていました

本当に、きれいでカッコいいマシンが多かったです
今でも当時のショップワークスのマシンを持っている方はいらっしゃるのでしょうか?

最近ミラ関のマシンがヤフオクで出品されており、30万の投売りで購入されていました
私も余裕があればコレクションにしたかったのですが、置き場も無く、断念しました

当時のショップワークスの写真等持っている方がいましたら、画像を頂けないでしょうか
ぜひ、本当にお願い致します